門松は一年の幸福をもたらしてくれる神様に、家に来てもらうための目印となる正月飾りです。
「待つ=年神様(としがみさま)を待つ」意味を掛け合わせています。
また、「松」は常緑樹ですので葉を落とさないことから、永遠の生命を象徴としています。
この「門松」に神々が宿るとされており、祝儀飾りにたくさん使用されています。「門松」の主役は「松」なのです。
「竹」は、垂直に真っ直ぐに成長することから生命力の強さを表しています。
また、「竹」は地下茎を広げることで強風・暴風に強く、2年~3年で成長する早さも特徴です。この成長の早さと力強さから「繁栄」を意味する縁起の良さから、「門松」に使用されています。
「門松」の中央に3本の竹があります。3は仲を取り持つ意味の縁起物で、2で割り切れないおめでたい数字なのです。
「門松」の中にある「竹」を斜めに切る切り口を「そぎ」と言います。その切り口が「笑っている口」に似ていることから「笑う門には福来る」とも言われています。斜め切りは「福を招く」意味を表しています。
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